
大断面木造住宅
新しい木造建築のご提案
大断面の太い柱を使い、鉄骨建築並の高い天井と広い空間、自由なレイアウトを低コストで実現できる、新しい木造建築のご提案。
商業建築から住宅・別荘まで、幅広いニーズに対応できる建築工法です。
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大断面の太い柱を使い、鉄骨建築並の高い天井と広い空間、自由なレイアウトを低コストで実現できる、新しい木造建築のご提案。
商業建築から住宅・別荘まで、幅広いニーズに対応できる建築工法です。
木材の断面寸法が20cm以上の部材を総称してヘビーティンバー(heavy timber)大断面木造と呼ばれています。断面寸法が大きいため、鉄骨以上の広くて天井の高い空間を造ることができます。
木材で造る商業建築は木の持つ独特の質感と暖かさにより、安らぎを感じることができます。
しかも自然素材のため執務環境にも優れています。
木材は加工性に優れているため、勾配天井やデザイン化されたトラスの使用により豊かな内部空間を造る事ができます。
大断面による建築は商業建築のみならず、住宅建築にも応用することができます。
骨太な建物は新しい住宅の建築が可能で、気密・断熱性能を上げることで、天井の高いおおらかな空間が低コストで創造できます。
木造建築は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較すると、低コストで省エネルギーに優れた建物が造りやすいといえます。エネルギーロスの約40%は気密性能の欠如です。気密性能を上げるには開口部(窓・ドア)性能向上が必要です。木材は鉄やコンクリートに比べ低コストで容易に気密性能を上げることができます。
しかもランニングコストも抑えることができ、地球環境にも優しいエコ建物なのです。
断面の大きな木材は、将来、建物の解体や取壊しを余儀なくされた場合でも再利用ができ、資源の有効利用でリサイクルに貢献できます。
木造建築は鉄骨造や鉄筋コンクリートに比べると火災に弱いと考えられていますが、実は二通りの方法で耐火性能を向上させることができます。
一つは、耐火性能の低い断面の小さい木材で造られた建物(ライトフレーミング)を石膏ボードのような不燃材料で被覆する方法です。この被覆の仕方によっては、コンクリートの建物のような高い耐火性を持たせることが可能です。
もう一つの方法は、建物で主要構造部の柱や梁に大断面の木材を使用することです。木材は火災で表面が燃えて炭化しますが、3~4cmの炭化層ができるとそれ以上は炎が内部に入ってきません。最初に一定の燃える量を把握して、燃焼後の断面が構造上必要な大きさを確保していれば建物は倒壊しません。これは「燃えしろ設計」と呼ばれ、大断面木造建築を設計する上では重要です。