
オーナーズボイス
程よい距離感と二世帯の温もりが感じられる家
完成直後(2013.12.21.取材)

薪ストーブを囲むアール状のスペースには、白と黒色のタイルをセンス良く施してモダンなデザインに。薪ストーブの熱で2階も暖かいばかりか、その熱はご両親の居住エリアにも届くように工夫されています

梁が見えるデザインは、木との調和を大切にした温もりのある空間になっています。キッチンのカウンターなどには、奥様が自ら左官屋さんに習って明るいシェルタイルを貼ったそうです

南向きのTさん夫妻の寝室。眠る前のくつろぎの時間を過ごしたいと設けたのが、一段高くした畳敷きのこだわりスペース。ガラスブロックが埋めてある空間はウォークインクローゼット。寝室からも、廊下からも出入りが可能

玄関には、空気をきれいにするエコカラットの壁と欅をプレスした木の扉があり、ご両親の居住空間と仕切られています。車庫と作業場からの通り抜けや、トイレ・お風呂への出入りなどが来客から見えないレイアウトになっています

脱衣所に設けた大きな鏡。洗面と脱衣が別々にできるように、洗面台は廊下に設置。キッチン同様、奥様が貼ったタイルがオシャレ

薪ストーブの火にあたりながら吹き抜けの2階を見上げられる場所が、家のなかでも一番のお気に入りだというTさん。開放感のある空間が広がります

大工のお父様の作業場を兼ねた車庫も広く、贅沢な間取りが実現したT様邸。実際に暮らす時の動線や収納スペースを実用的に考えた魅力的な家が実現しました
暮らしてみての感想
そろそろ実家を二世帯住宅に建て替えたいと考えていたTさん。下諏訪の内覧見学会に参加した時に、自分たちの希望を片桐建設のコンセプトハウスなら形にできると思えたと言います。「他のところでは難しいと言われたことも会長さんが様々な提案をしてくれたので、片桐さんなら自分たちの夢がかなえられると思ったんです」。大工であるお父様が建築にも参加。ご両親の和室の床柱にはT家に縁のあるエンジの木を使用、洗濯物を干すウッドデッキの幅やひさしを長くするなど、お父様たちも納得の家に。Tさん夫婦も念願だった薪ストーブや子ども部屋のロフトなど、思い描いていたことが実現できました。玄関を170㎝の壁で仕切り二世帯のプライベート空間を保ちながら、ウッドデッキがお父様たちの空間とTさんのリビングでつながるなど、三世代の絆がさらに深まる家になりました。